'11 写真部夏合宿@越後湯沢

記憶の新しいうちに、写真部の夏合宿の際に撮った写真を 30 枚ほどアップしてみました。

1日目。高田馬場ロータリー前発の貸切バスに3,4時間ほど揺られて新潟県・越後湯沢へ。
宿泊したホテルはかなり標高の高いところにあり、建物の前には広大な草むらが広がっていました。
冬季はスキー場として賑わうようですが、この季節なら人も少なく快適です。ホテルはあまり大きなものではなかったので貸切状態でした。

ホテルの入り口には何故か大量のジャガイモが。
どうやらホテルの人が野菜を栽培しているみたいです。

特にすることもなかったので、暇人有志で集まりホテルの近くにあった小さな山の頂上を目指して“登山”。
時間は限られているので、歩みはそれなりにハイペースです。みな決して動きやすい格好をしていたわけではないので途中で引き返すひとも少なくありませんでした。
名前も分からず、高さもわからず、山頂まで足を踏み入れることができるのかさえわからない山に、何故登るのか?
誰かがそんな質問を投げかけたとして、その時の我々ならきっとこう答えたでしょう。「そこに山があるから......!」

残念ながら「立ち入り禁止」の門に阻まれてしまい登頂はかないませんでしたが、それでもとにかく終着地点まで到達することはできました。なかなかの達成感です。よい景色でした。

山から降りると、次は地元のお祭りに行きました。

愛らしいのか禍々しいのかよくわからない人形看板。
しかもこれ、電気仕掛けで右へ左へターンするようになっているんです。なんだかシュールです。

地元団体による浴衣と下駄の無料貸出。こういうのってなんだかいいですよね。
写真部員にも浴衣を借りている人はけっこういました。

我々のような余所者からすると少々退屈でしたが、地元の方々にとっては貴重なコミュニケーションの場なのでしょう。
お酒で顔を赤らめて楽しそうに談笑するおじいさんたちの姿が印象的でした。


2日目。午前中は「大源太」というところに行ってみました。
伝統食の手作り体験などができる「体験工房」というのがここのメインコンテンツだそうですが、あまり時間がなかったので、友人とふらふら散歩することにしました。

何もしていないといえば何もしていないのですが、歩いているときの雑談がとても楽しいのですよ。

とにかく自然が豊かなので、歩いているだけで観光気分に浸れるのでした。
途中、家族で経営していると思われるちょっとした料理屋に入って米粉入りのアイスクリームを食べました。なんだかいいですね。

午後は川辺へ。やはりやることがないのでふらふらと散歩。水の綺麗な川でした。

コンパクトデジカメのパノラマ撮影機能で撮ってみた写真。

写真で見るとわかりませんが、とても蒸し暑い日でした。水に入っている人たちが羨ましかった......

うーん、いいところだ。

あてもなくふらふらと歩き続ける。

滝のそばが涼しかったので、そこで休憩。
「自分の部屋にも滝が欲しいなあ」なんて馬鹿なことを考えながらぼけーっとしていました。

川から引いた水で魚を育てているようで、釣り堀がいくつもありました。

夕食はバーベキュー!

同じテーブルの某氏がやたらと手際よく肉や野菜を焼いてくれたお陰で、僕は手でなく口ばかりを動かしていました。

いったんホテルへ。写真はホテルのロビーに置いてあった「ヒトカゲ」のぬいぐるみです。なつかしい。

そして花火!

どなたの選定なのか、ハゲシイ花火が多くて面白かったです。

自分でするよりも、ひとが花火を持っているのを眺めている方が好き。

眠い目をこすりながら星を撮影。

“光害”の著しい都会ではこうはいきませんよね。

三脚は忘れずに持っていったもののリモコンを忘れてしまっていて、撮れた写真の多くが微妙にブレてしまっていたのはちょっと残念でした。


3日目。楽しかった合宿もいよいよおしまいです。
流石にみんな疲れたらしく、室内でトランプをしたり昼寝をしたりして過ごしているひとが多かったです。

バスへ乗り込む前に、最後に一つだけおたのしみが。「スイカ割り」です。
イカ vs 人間 の闘いは熾烈を極め、イカが割れる前にスイカを割るための棒が割れてしまうなど戦況は芳しくありませんでした。しかし、幹事長による「頭突きで割る」という奇襲作戦が大成功を納め、我々は遂にスイカを撃破することができたのでした......って、あれ?
炎天下、瑞々しいスイカはおいしかったです。

さようなら、越後湯沢。楽しい時間をありがとう。

実に愉快な旅行でした。
写真部のみなさん、ありがとうございました!

SAL35F18 + α380